サイトのロゴ opensource COBOL Programmer’s Guide

COBOL文法の完全日本語マニュアル『opensource COBOL Programmer’s Guide』を公開しています。

2021年より始動した本プロジェクトは、OSSコンソーシアム オープンCOBOLソリューション部会が活動の一環として、マニュアルの翻訳・執筆を進めています(プロジェクトリーダー:東京システムハウス 島田桃花)。

初版は原著をそのまま翻訳した内容です。第二版では、opensource COBOL で追加実装した日本語機能や新機能の説明を追加しました。 第三版以降で、新製品である opensource COBOL 4J についての説明を追加していく予定です。

PDF版 HTML版

原著はGary Cultlerさんの『OpenCOBOL Programmer’s Guide』です。私たちの opensource COBOLのフォーク元である OpenCOBOLのCOBOL文法や使い方のマニュアルです。

ライセンスは、GNU Free Documentation License(FDL)です。日本語のCOBOLマニュアルがオープンソースのライセンスで公開されるのは業界初です。COBOL開発の現場での利用はもちろん、レガシー対策で一層需要が高まるCOBOLスキルの学習教材としても、自由にご利用いただけます。

改訂履歴

発行日 改訂詳細
初版 v1.0.0 2023/8/31 原文”OpenCOBOL 1.1 Programmer’s Guide”を参考に日本語翻訳マニュアルを作成。
v1.1.0 2023/9/21 誤字や翻訳漏れを修正。
v1.2.0 2023/10/16 条件名の訳語を一部修正。
v2.0.0 2024/2/29 通貨記号の既定値を「$」から「¥」に変更。
    「1.4. ソースコードの形式」に$IF、$ELSE、$ENDに関する記述を追加。
    「1.6. COPY文の使い方」にREPLACING句のLEADING/TRAILING指定、JOINING句のPREFIX/SUFFIX指定、PREFIXING/SUFFIXING句に関する記述を追加。
    「1.7. 定数の使い方 」に「1.7.3. 日本語定数」を追加。
    「4.2.1. ファイル管理段落 図4-10-ファイル管理段落構文」を一部修正。
    「4.2.1.3. 索引編成ファイル」に分割キーに関する記述を追加。
    「5.3 データ記述の形式」にASCENDING KEY/DESCENDING KEY句とINDEXED BY句の記述順の許容に関する記述を追加。
    「6.1.4.2.5. 比較条件 図6-12-比較条件構文」を一部修正。
    「6.8. CANCEL」に「6.8.2. CANCEL文の書き方2 ― CANCEL ALL」を追加。
    「6.13. DELETE」に「6.13.2. DELETE文の書き方2 ― DELETE FILE」を追加。
    新しい章として「7. 日本語対応」を追加。
    「8.1.2. コンパイルオプション」に「-assign_external」と「-free_1col_aster」の項目を追加。
    「8.1.7. 重要な環境変数 表8-4-環境変数コンパイラ」に環境変数「COB_DATE」「COB_IO_ASSUME_REWRITE」「COB_NIBBLE_C_UNSIGNED」「COB_VERBOSE」「OC_EXTEND_CREATES」「OC_IO_CREATES」「OC_USERFH」の項目を追加。
    「8.3.1. 「名前による呼び出し」ルーチン 」に「8.3.1.1. CALL “C$CALLEDBY” USING program-name GIVING status」「8.3.1.7. CALL “C$LIST-DIRECTORY” USING item-1, item-2, item-3」「8.3.1.32. CALL “CBL_OC_KEISEN” USING item-1」を追加。
v3.0.0 2024/9/18 日本語翻訳マニュアル HTML版を公開。

以上