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1.8. 表意定数の使い方

表意定数は、特定の定数の代用となる予約語である。一般に、表意定数は対応する値が使用可能な場所であればどこでも自由に使用することができ、値の前に「ALL」が付いているかのように解釈される(「ALL」については5.3で説明する)。

次の表は、opensource COBOLの表意定数とそれぞれに対応する値を示している。

表1-3-表意定数

表意定数 定数型
ZERO, ZEROS, ZEROES 数字 0
SPACE, SPACES 英数字 空白
QUOTE, QUOTES 英数字 二重引用符
LOW-VALUE, LOW-VALUES 英数字 プログラムの大小順序で値が最も小さい文字。プログラムがASCII大小順序を使用している場合、0ビットで構成される一連の文字を表す。
HIGH-VALUE, HIGH-VALUES 英数字 プログラムの大小順序で値が最も大きい文字。プログラムがASCII大小順序を使用している場合、1ビットで構成される一連の文字を表す。
NULL 英数字 0ビットで構成される文字(プログラムの大小順序と無関係)。

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