図4-15-入出力管理段落構文
入出力管理(I-O-CONTROL)段落は、特定のファイル処理を最適化するために用いる。
SAME SORT AREA句とSAME SORT-MERGE AREA句は機能しないが、SAME RECORD AREAは機能する。
SAME RECORD AREA句を使うと、複数のファイルが同一の入力および出力メモリバッファを共有するように指定できる。これらのバッファは巨大化してしまうことがあり、複数のファイルで同じバッファメモリを共有することによって、プログラムが使用するメモリ量の大幅な削減が可能となる(これにより手続き型コードまたはデータのための「空白」ができる)。この機能を使う場合は、指定したファイルが同時に開かないように注意することが必要である。
MULTIPLE FILE TAPE句は廃止されたため、認識はされるがサポートはされていない。