図6-59-FREE構文
FREE文は、ALLOCATE文(6.6)によってプログラムに割り当てられていたメモリを解放する。
一意名-1は、USAGE POINTERデータ項目またはBASED属性を持つ01レベルのデータ項目である必要がある。
一意名-1がUSAGE POINTERデータ項目であり、有効なアドレスが含まれている場合、FREE文はポインタが参照するメモリブロックを解放する。更に、アドレスを提供するためにポインタが使用されたBASEDデータ項目は、基準でなくなり使えなくなる。一意名-1に有効なアドレスが含まれていなかった場合、アクションは実行されない。
一意名-1がBASEDデータ項目であり、そのデータ項目が現在の基準となっている場合(つまり、現在メモリが割り当てられている場合)、メモリが解放され、一意名-1は基準でなくなり、使えなくなる。一意名-1が基準になっていない場合、アクションは実行されない。
ADDRESS OF句は、FREE文に特別な関数を追加しない。