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8.1.5. 静的サブルーチン

opensource COBOLサブルーチンをアセンブラソースコードにコンパイルして、メインプログラムのコンパイル時に組み立てて繋げることもできる。このようなアセンブラソースファイルを作成するには、次のようにサブプログラムをコンパイルする。

    cobc –S sprog1.cbl

(注:「-S」は大文字で表記する)

これにより、「sprog1.s」というアセンブラソースファイルが作成される。複数の入力ファイルを指定すると、それぞれが独自の「.s」ファイルを作成する。

メインプログラムをコンパイルするには、アセンブラソースファイルと組み合わせ、静的にリンクする。

    cobc –x mainprog.cbl sprog1.s

複数のサブプログラムが必要な場合は、それらの「.s」ファイルをコマンドラインに追加するだけである。「.s」ファイルが指定されていないサブプログラムの記述項ポイントは、実行時に動的にロード可能なモジュールとして呼び出される。

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