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1.3. 構文規則

opensource COBOL言語の構文について、COBOLプログラマに馴染みのある規則に従って説明していく。以下は、構文の記述方法についての説明である。

   
大文字 COBOL言語のキーワードと実装に依存する名前(いわゆる「予約語」)は大文字で表示される。
下線 下線が引かれている予約語は、構文上の文脈により必要である。予約語に下線が引かれていない場合はオプションであり、プログラムに影響を与えない。
小文字 置換可能な引数を表す一般的な用語は小文字で表示される。
[ ] 角括弧は、オプションの句を囲むために使われ、囲まれていない句は必須である。
| 単純な選択は、縦線で区切って示される場合がある。COBOL構文図では通常使われないが、角括弧によって構文図が複雑になりすぎる場合に効果的な代替手段である。
{ } 中括弧は、選択肢を囲むために使われ、選択肢の中から一つを正確に選択する必要がある。
{| |} 選択指示子は、囲まれた選択肢の中から一つ以上が選択される可能性がある選択肢を囲むために使われる。
・・・ 角括弧、中括弧、セレクター、または小文字記述項の後に表示される3つの点(「省略記号」と呼ばれる)は、省略記号の前の構文要素が複数回出現する可能性があることを示す。
網掛け部分 網掛け部分は、opensource COBOLコンパイラによって認識されるが、生成されたコードに影響を与えないか、サポートされていないものとして拒否される構文要素を強調するために使われる。このような要素は、他のCOBOL環境からのプログラム移行を容易にするためにopensource COBOL言語に存在するか、まだ完全に実装されていない、または廃止された構文要素を反映する。

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